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Music Review 037「戦争を知らない子供たち」(杉田二郎) [音楽]

私の父が戦中派ですから、確かに私たちの世代は戦争というものを知りません。

若き頃、ことさらに誇らしげにギターを抱えこの歌を歌ったものです。

ひとりが歌えば皆がそれに声を合わせ、いつの間にか大合唱になっていきます。

今、よく考えると戦争を知らないことは別に自慢すべきことではありませんでした。

ことさら新しい世代だということをアピールしたかったのかもしれません。

逆にこの歳になると世界中に勃発している戦争というものををより深く考えなければならなくなりました。

世界はあの懐かしい時代より、もっと複雑になりました。

戦争を知らない世代だからこそ考えなければならないと思うのです。

今は何もできませんが、、、。

それにしてもこの歌はどうしても杉田二郎でなければなりません。

きっと彼の響きわたる低音が心地よく、そして健康的なのでしょうね。

杉田二郎の声だからこそこの曲が歌い継がれるのでしょう。

私たち世代の青春を代表するフォークソングのひとつです。

つい同窓会が楽しみになる一曲でもあります。

戦争を知らない子供たち 杉田二郎(ユーチューブ)

はっこう
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Music Review 036「As Time Goes By」(名画カサブランカより) [音楽]

名画カサブランカの名シーンから。

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「弾いてくれる?サム、あの頃の思い出を」

「どの曲のことですか」

「弾いて、As Time Goes Byよ」

「ああ、忘れてしまいました。ずいぶん前のことですから」

「ほら、こうよ。Da-dy-da-dy-da-dam,da-dy-da-dee-da-dum.....」

「.....」(♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪)

「歌って、サム」

「、、、You must.........As time goes by.」(♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪)

(はっこう訳)

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ピアノを弾くのはサムことドーリー・ウィルソン。

イングリッド・バーグマンの瞳は素敵すぎます。

最高すぎてレビューになりません。

ごめんなさい。

Casablanca (1942): Play it Sam, Play As Time Goes By. Ingrid Bergman, Humphrey Bogart, Sinatra sings(ユーチューブ)

はっこう
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横浜市立大学名誉教授 理学博士 都筑卓司氏のエッセンス(9) [日記]

横浜市立大学 名誉教授 (亡)都筑卓司(恩師)

田舎もの

 要するに田舎ものの余裕のなさだろう。一般読書(当時は岩波文庫。高校生の中には岩波文庫全巻読破などという豪傑がいた)や音楽・演劇などを楽しむことを知らなかった。自分の才覚のなさももとよりのことだが、このような田舎の土壌からは、文芸評論などという要素は、とうてい生まれてくるきづかいはない。とにかくこんなわけで初めから文系はお手あげ、すじみちを一つ一つ覚えてくればなんとかなる理系で生涯を通すことになった・・・・と考えるのがいちばん当たっているだろう。(「独創知」1987年1月発刊)
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札幌高等検察庁 「不服申立」は受理した だが。。。 [日記]

被疑者〇〇〇〇に対する告訴(傷害罪共犯)は今年札幌地検で不起訴にされました。

札幌地検に「不服申立」したところ、本日、札幌高等検察庁の事件係から

「受理しました」

との回答を得ました。

ただ

「検事が事情聴取をするか、しないかは検事の判断です」

そんなこと百も承知です。

普通は事情聴取するもんです。

主犯においては昨年、札幌高等検察庁の検事に呼び出され激論となりました。

犯罪被害者等基本法案 第2条の解釈に至っては、検事は意味不明の言葉を発し、答えられず、はっこうの勝ち。

でも、不起訴にされました。

要するにモラルハラスメント加害者による「精神的苦痛」を伴う「傷害罪」を起訴してしまうと、どんどんと同じような告訴や書類送検が舞い込み、検察庁としてはさばききれず、その前例を作りたくないというのが本音なんでしょうね。

「東大法学部卒の検事を。。。」

と要望しましたが遅かったです(笑)

まずは連絡を待ちます。

犯罪被害者支援 NPOギヴアンドギヴ  代表 はっこう
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フラクタル(13) [日記]

Flarium177.jpg

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横浜市立大学名誉教授 理学博士 都筑卓司氏のエッセンス(8) [日記]

横浜市立大学 名誉教授 (亡)都筑卓司(恩師)

文転生

終戦直後、私はすぐ東京の旧制高校に出てきたが、同年輩の人たちの中に文系の学生がいたのである。もっともその年、高校では理科の学生をごっそり文科に移すいわゆる「文転」というのが行われた。文転生は急にいきいきとショーペンハウエルを読み、ニーチェを論じた。人生、人間の生きざまを思考し、数学や物理など、どこかとんで行ってしまった。私はこのとき、都会学生と田舎ものとの差をつくづく感じた。(「独創知」1987年1月発刊)
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Music Review 035「Flavor Of Life」(宇多田ヒカル) [日記]

15才にして突如デビューして、アルバムも大ヒット。

当時はいったい何者だろうと思いました

実は「First Love」にしようかこの曲のレビューにしようか考えあぐねていました。

やはりこの曲にしました。

藤圭子がお母さんであることは周知のことです。

こういう表現が許されるのでしたら、親子2代にわたってお世話になっていますということになります。

中学生の頃、演歌歌手である藤圭子の大ファンだったのです。

お恥ずかしい話ですが、授業中にこっそり似顔絵を描いてた記憶があります。

少し暗い影をひきずっていましたが、こんなにきれいな演歌歌手がいるのだと思いました。

藤圭子は数々のヒット曲をとばしました。

その後は私の記憶からずっと遠ざかっていました。

宇多田ヒカルの出現はその古い記憶を呼び戻しました。

宇多田ヒカルの声質もあの藤圭子ゆずりのハスキーボイスです。

しかし、時代が異なります。

藤圭子が新しい感性で現代に戻ってきたのだ、と思いながらいつもこの曲を聴いています。

宇多田ヒカルをひとことでは言い表せません。

高音部の独特なビブラートがせつなさをともなって心の奥のひだに沁みてきます。

類い希な才能だと思います。

上手いとか下手とかの以前に持って生まれたものを感じます。

時代という渦の先にいる、やはり「表現者」のひとりなのでしょう。

私の「歌」にたいする定義を書き換えたかも知れません。

宇多田ヒカル - Flavor Of Life -Ballad Version-(ユーチューブ)

はっこう
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「憲法記念日」 日本国憲法 前文 簡単です。〇〇に当てはまる言葉は何でしょう? [日記]

日本〇〇は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸〇〇との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が〇〇に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、〇〇の厳粛な信託によるものであつて、その権威は〇〇に由来し、その権力は〇〇の代表者がこれを行使し、その福利は〇〇がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本〇〇は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の〇〇が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本〇〇は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
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