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Music Review 035「Flavor Of Life」(宇多田ヒカル) [日記]

15才にして突如デビューして、アルバムも大ヒット。

当時はいったい何者だろうと思いました

実は「First Love」にしようかこの曲のレビューにしようか考えあぐねていました。

やはりこの曲にしました。

藤圭子がお母さんであることは周知のことです。

こういう表現が許されるのでしたら、親子2代にわたってお世話になっていますということになります。

中学生の頃、演歌歌手である藤圭子の大ファンだったのです。

お恥ずかしい話ですが、授業中にこっそり似顔絵を描いてた記憶があります。

少し暗い影をひきずっていましたが、こんなにきれいな演歌歌手がいるのだと思いました。

藤圭子は数々のヒット曲をとばしました。

その後は私の記憶からずっと遠ざかっていました。

宇多田ヒカルの出現はその古い記憶を呼び戻しました。

宇多田ヒカルの声質もあの藤圭子ゆずりのハスキーボイスです。

しかし、時代が異なります。

藤圭子が新しい感性で現代に戻ってきたのだ、と思いながらいつもこの曲を聴いています。

宇多田ヒカルをひとことでは言い表せません。

高音部の独特なビブラートがせつなさをともなって心の奥のひだに沁みてきます。

類い希な才能だと思います。

上手いとか下手とかの以前に持って生まれたものを感じます。

時代という渦の先にいる、やはり「表現者」のひとりなのでしょう。

私の「歌」にたいする定義を書き換えたかも知れません。

宇多田ヒカル - Flavor Of Life -Ballad Version-(ユーチューブ)

はっこう
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