横浜市立大学名誉教授 理学博士 都筑卓司氏のエッセンス(9) [日記]
横浜市立大学 名誉教授 (亡)都筑卓司(恩師)
田舎もの
要するに田舎ものの余裕のなさだろう。一般読書(当時は岩波文庫。高校生の中には岩波文庫全巻読破などという豪傑がいた)や音楽・演劇などを楽しむことを知らなかった。自分の才覚のなさももとよりのことだが、このような田舎の土壌からは、文芸評論などという要素は、とうてい生まれてくるきづかいはない。とにかくこんなわけで初めから文系はお手あげ、すじみちを一つ一つ覚えてくればなんとかなる理系で生涯を通すことになった・・・・と考えるのがいちばん当たっているだろう。(「独創知」1987年1月発刊)
田舎もの
要するに田舎ものの余裕のなさだろう。一般読書(当時は岩波文庫。高校生の中には岩波文庫全巻読破などという豪傑がいた)や音楽・演劇などを楽しむことを知らなかった。自分の才覚のなさももとよりのことだが、このような田舎の土壌からは、文芸評論などという要素は、とうてい生まれてくるきづかいはない。とにかくこんなわけで初めから文系はお手あげ、すじみちを一つ一つ覚えてくればなんとかなる理系で生涯を通すことになった・・・・と考えるのがいちばん当たっているだろう。(「独創知」1987年1月発刊)
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