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Music Review 027「川の流れのように」(美空ひばり) [日記]

10数年ほど前に、両親の金婚式を祝って関西旅行に行きました。

大阪、京都、石川県を巡るたった4人の旅でした。

両親のためにと思って、京都は嵐山の「美空ひばり記念館」に連れて行きました。

数十席ほどの最下階の映写室に何気に入りますと、スクリーンの美空ひばりに圧倒され、しばし観入ってしまった自分がいました。

美空ひばりはスクリーンで生き生きと蘇っていたのでした。

久しぶりとはいえ、はやり昭和の歌姫といえば美空ひばりしかいない。

間違いなくそう思いました。

この歌は人のあらゆる喜びも苦しみも、それこそ川の流れのように流れ去り、人生は無常でありながらも、与えられた命を一生懸命に生きることの大切さを教えてくれます。

美空ひばりの最後のシングルです。

作詞は秋元康です。

まさに名曲です。

もし健在ならば、今ならこの歌をどんなふうに歌っていたでしょう。

美空ひばりという偉大な歌姫の逝去はあまりにも早過ぎました。

今さらですが、惜しいです。

【最後の映像】 美空ひばり/川の流れのように(ユーチューブ)

はっこう
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