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Music Review 019「モルダウ」(スメタナ) [日記]

モルダウ川はチェコを流れる川です。

ヴルタヴァ川とも呼ばれています。

「モルダウ」はスメタナの交響詩「わが祖国」の2曲目として知られています。

悲しげなメロディラインがとても美しいです。

スメタナはモルダウ川を眺めながら祖国の何を表現したかったのでしょうか。

ゆっくりと流れるモルダウ川の雄大さだけではないような気がします。

何度も繰り返される民族の争いの歴史のはかなさなのでしょうか。

この曲はスメタナが40才ころから難聴になり、聴覚を失うまでの5年間で作り上げたと聞いています。

作曲家でありながら、音から遮断されていくという想像を絶するような苦しみの中からこの美しい曲が生まれたのです。

ちなみに1500万年ほど前に巨大な隕石が地球に衝突した際にできた「モルダバイト」は、このモルダウ川流域で発見されたものです。

透明なモスグリーンの「モルダバイト」は不思議で神秘的な色をしています。

美しい自然石のひとつです。

「モルダバイト」が宇宙からの贈り物だとすれば、「モルダウ」はスメタナからの贈り物といえます。

きっと貴方も聴いているはずです。

聴いてみて下さい。

モルダウ・「我が祖国」より(ユーチューブ)

はっこう

【お願い】 仮称「ハラスメント規制法」の電子署名をお願いいたします。 はっこう
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横浜市立大学名誉教授 理学博士 都筑卓司氏のエッセンス(3) [日記]

横浜市立大学 名誉教授 (亡)都筑卓司(恩師)

自然界の大きさ

しかし考えてみれば、理科年表のうちの大部分は、自然界の大きさ(長さ、体積だけでなく、あらゆる量の大きさ)はどれほどであるかが掲載されているのである。(「自然界の大きさ」1988年10月発刊)
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