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Music Review 038「少年時代」(井上陽水) [日記]

井上陽水のピュアな一曲です。

夢と夏まつりを重ね合わせて少年時代を歌い上げました。

確かに気がつくと少年時代は夢のように過ぎていました。

少年時代には「永遠の時間」を手にしたと思っていました。

来る日も来る日も楽しい自然との戯れが続くのだと思っていました。

子どものときのモノクロ写真を見ると、まさにその「永遠の時間」の中で自由闊達に遊んでいた自分が写っています。

大人になるなどと考えたこともない無垢な表情です。

それが夏の花火のような一瞬の出来事だと気づいた時、すでに過去という長い影が延びていることに気がつきます。

影が長ければ長いほど儚い人生と知ります。

心だけは「少年時代」のようでありたいと思うのですが、歳をとると考えなければならない雑多なことが増えてそうもいきません。

せめてこの歌を聞いて、時を巻き戻してリフレッシュします。

こんな純粋な歌を作れる井上陽水はやはり天才ですね。

井上陽水 少年時代.flv(ユーチューブ)

はっこう
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