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Music Review 009「ボレロ」(ラベル) [音楽]

学生時代に曲作りでお世話になった友人がいます。

彼は中学生のときにラベルを聞いて、初めてクラシックに目覚めたといいます。

彼から心酔するラベルの話を何度聞いたことでしょうか。

遅咲きな彼は作曲を本業にはしませんでしたが、今でもインディーズからテクノミュージックのアルバムを出し、曲作りに励んでいます。

映画ファンの私は私で、映画「ボレロ」を観、画面から伝わってくる迫力に圧倒されたのを今でも覚えています。

繰り返されるフレーズのテンションが次第に昇りつめ、弾け飛んでしまうような終わり方は、聴く者のカタルシスとなります。

実に肉感的であり、パッションの浄化ともいえる曲です。

実はラベルはすでに「フラクタルミュージック」を知っていたのではないか、という疑念を抱くのは私だけでしょうか。

好きなクラシックのひとつです。

ラヴェル - ボレロ カラヤン ベルリンフィル 1985(ユーチューブ)

はっこう

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コメント 1

coco030705

本当にすばらしい曲ですね。
映画も観ました。それから、確かフィギュアスケートで
ヨーロッパの選手がこの曲を使っていたと思います。
by coco030705 (2019-05-31 00:05) 

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